犬がドッグフードを食べないでもおやつは食べる|考えられる原因と確認ポイント
「ドッグフードは残すのに、おやつは喜んで食べる」。この行動を見て「わがまま」と思いがちですが、犬の体や心理にはいくつかの理由があります。この記事では、フードを食べずにおやつは食べる原因と、自宅で確認できるポイントをまとめました。
ドッグフードの選び方完全ガイドもあわせてご覧ください。
最初に確認したいこと
以下の症状がある場合は獣医師に相談してください。
- 元気や散歩の様子がいつもと違う
- 嘔吐や下痢が続いている
- 2日以上ほとんど食べていない
- 体重が急に減った
考えられる原因
1. フードの飽きや食感の好み
同じフードを毎日続けていると、飽きを感じることがあります。おやつは香りが強く、食感も違うためそちらに反応しやすいのです。
2. 給与量が適切でない
おやつの与えすぎで満腹になっているケースもあります。1日のおやつの目安は総カロリーの10%以内です。おやつの量を記録してみると意外に多いことに気づくかもしれません。
3. 歯や口の中の違和感
歯肉炎や歯石があると、硬いドライフードを噛むときに痛みを感じることがあります。一方で柔らかいおやつは痛みなく食べられるため、フードだけ残す行動につながります。
4. ストレスや環境の変化
引っ越しや季節の変わり目などでストレスを感じると食欲が落ちることがあります。そのような場合でも嗜好性の高いおやつには反応することが多いです。
家でできる確認と対応
- おやつの量を記録する:一日にどれだけ与えているか書き出してみましょう
- フードをぬるま湯でふやかす:香りが立ち食べやすくなります。詳しくはドッグフードのふやかし方をご覧ください
- 食器の位置や種類を変える:高さや形状が合わないと食べづらいことがあります
やってはいけない対応
- おやつだけで済ませ続ける(栄養バランスが崩れます)
- 無理やり口に入れる(フード嫌いの原因になります)
- 何種類ものフードを短い期間で次々に試す(胃腸に負担がかかります)
フードの見直しポイント
ドッグフードを選ぶときは、原材料名の最初に動物性タンパク源が書かれているか、総合栄養食の表示があるかを確認しましょう。ペットフードの選び方とよくある悩みまとめも参考にしてください。
獣医師に相談すべきサイン
- フードを全く食べない状態が48時間以上続く
- 水すら飲まない
- 吐き気や下痢を伴う
よくある質問
Q. ドッグフードを変えたら食べるようになりますか?
フードの飽きが原因の場合は切り替えで改善することがあります。7〜10日かけて徐々に混ぜながら切り替えてください。フードの切り替え方のコツもご覧ください。
Q. おやつを完全にやめたほうがいい?
おやつそのものを禁止する必要はありません。量とタイミングを見直してみてください。
Q. 去勢・避妊手術後に食べなくなることはある?
ホルモンバランスの変化で一時的に食欲が落ちることがあります。避妊・去勢後のドッグフード選びも参考にしてください。

